開聞岳の麓にある築52年の古民家改修住宅。
二間続きの和室を吹き抜けのあるリビングダイニングへ。
縁側と中廊下をなくし仕切りのない広々とした大空間は、既存の鴨居や長押を残し、天井内にあった客櫓を現しとした小屋組みの構造美が楽しめます。
素材にもこだわり、アカシアのフローリングに漆喰の壁、和紙や大谷石、格天井には秋田杉を使用しています。
快適な生活が送れるように高性能の断熱材を充填し、アルミサッシは真空ガラスに交換し、結露対策を行うと同時に気密性を高めています。
インテリアとしても存在感があるリビング中央に設置した薪ストーブは炎の輻射熱で体の芯まで温かくなり、1/fの揺らぎ効果で心も癒されます。
設計:ファミーユホーム
施工:幸福住建
電気:友光電気
給排水:東水道工務店
内装:フクドメ建装
左官:坂元左官・大八工務店
木製建具:福元木工所
畳:八代タタミ
瓦:中村産業
住設・エクステリア:ハクエイ新建材店
建材:奈良新建材店
薪ストーブ:末永工務店